呪アニメ2期4話(28話)感想

・夏油、薨星宮にて、障害物があれだけある中でちゃんと甚爾の足跡を追って攻撃を仕掛けているの、すごい。周囲にいたのが異常に強すぎる天与呪縛と、一瞬で異常に強く成長してしまった五条悟だっただけで、夏油傑には彼らに並ぶポテンシャルがあったよ

・紅龍に襲われて足場も不安定、距離もあるのに夏油のいるポイントに正確に射撃する甚爾、ぞっとした。怖すぎる

・呪霊操術を「烏合」と言い切る甚爾、異常。

・伏黒甚爾、こんなに強くてもこの強さを十全に発揮できる機会は五条悟か夏油傑級を相手にしたときしか…ないだろ! なんでこんな強くなっちゃったんだ

・夏油の顔を蹴るあたりのシーンの甚爾、最高に良い表情でした

・甚爾が恵を名付けたことを思い出した直後、五条の血だまりに円形の波紋ができて手がぴくりとするシーン、完全に新世紀エヴァンゲリヲンだね(とんちんかん文脈で理解おじさん)

・盤星教の話、久々に意識した。漫画で読み飛ばしちゃってた。
天元様、後に猿を一様に蔑視し出す夏油に似ている人である可能性もあるな、と思いました。天元様も理想を持ち、「呪術師に道徳基盤を説こう」としばらく頑張っていた。恐らくは、今のように薨星宮に籠もりきって姿もわからない状態ではなく、市井に顔を出して運動していたのではないか。呪術師が道徳基盤を持つことで、呪術師が社会に受け入れられ、マイノリティたる呪術師をそれによって守ることができる、なんて考えていたりしたか? けれど、どこかで一般大衆を見限って、結界を守るただの機構になり果てた。夏油は自分の理想が首を絞めて暴れ出し、天元様は高専に結界術という点で多大な貢献は続けたが、人間と関わることには消極的になった。

・三段活用、PVで食い入るように見つめていたけれどやはり、かっこいい

・ハイになっている五条、おぞましい。かっこいい

・五条の瞳、あまりにも美しい

・赫、の囁き声、妖艶だった

・ハイになると五条には後光が差す 後光が⁉ 後光くらい差すんだよ(美の暴力)って感じで良かった

・今回の赫、茈の演出、視覚的に説明調ではない演出で、非常に良かった。自分が好きな演出でした

・甚爾が思い出す恵の表情が、切ない。目を迷わせる伏黒恵なんて、もう見られない。伏黒恵が精神的に頼るべき「親」は確かにいて、そして恵はそれを一切失って今日まで生きてきた、ということが、切ない。

・恵のことを五条に託す甚爾の口調が優しいのが、良かった。

・盤星教施設で天内を抱える五条が、夏油傑が握っている(そして五条が夏油に握らせている)「非常に純粋なナイフ」といった雰囲気で、美しかった。(私はもっと複雑な感情を胸中に抱いているが、もはや言語化できない)

・夏油があのドアを開いたとき、彼の戸惑いと、親友が自分とは違うステージにいってしまったことのショック、五条とはもう一緒にはいられないという直感的な予感が感じられて、良かった。